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本の一部に「名前」と「自分が書いたちょっとのシーン」が載るまで!

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学生の頃、嫁は自分の名前で本を出すのが夢でした。

なぜなら出版されれば国会図書館に収集されて、生きた証を残せるから。

若いですね。

その夢が今になって、ちょっと形を変えつつも叶いました。

公募ガイド」との出会いは、高校の頃

「本を出したい」という夢を持っていた頃は、とにかく「認めてもらって、売れるしかない!」という考えしかありませんでした。

そこで、目をつけたのが雑誌の「公募ガイド

公募/コンテスト情報なら公募ガイドONLINE

当時インターネットも普及していなかったため、情報収集といえば本屋でした。

そこでさまざまな公募を取り上げている公募ガイドと出会って、「これだ!」と思ったわけです。

そして当時、誌上企画だった「600字シナリオ」に応募し始めたのです。(正式名称忘れました。。。)

月一回お題が決まっていて、そのお題にそって600字のシナリオを書いて送る、という単純なもの。

今思えば、これで本が出せるようになるとは思えませんが、何かしたかったか、面白かったか、どちらかでしょう。

昔すぎて記憶も曖昧です。

当時一回ほど佳作か何かに選ばれて、画像の本の著者である柏田先生からコメントをもらって、とても嬉しかった思い出はあります。

佳作や最優秀賞に選ばれると、柏田先生から添削やコメントをもらえたのです。

一度企画は終了するものの、また企画が復活!

公募ガイドで送り続けていた「600字シナリオ」の企画が一度終了し、違う人の違う企画になりました。

そして数年後、再び柏田先生の企画が復活したのです。

今回の本に載ったのは、この時一度だけ佳作になったものです。

自分では「良い出来!」と思えた作品でもなかったので不思議です。

最初に書き始めてから、この時点で余裕で10年は過ぎていたはず。

この時も本になるとは夢にも思っていませんでした。

でも、去年の5月ごろ(かな?)に手紙が来たのです。

簡単にいえば、「柏田先生が本を出すので、あなたの原稿を載せます」的な文章で。

やっぱり嬉しかったですね。

ようやく今日、本が目の前に!

それから半年以上音沙汰ないので、「あれ、どうなったんだろう」的に思っていたのですが。

無事、今日手にしました!

よく「夢を叶えるには、努力し続けることが大切」という言葉を聞くたびに、「ほんとかな?努力し続けるだけで夢って叶うのかな?」と疑問視していたのですが。

まぁ、違う形にせよ学生時代の夢が叶ったことは純粋に嬉しかったです。

でも、それよりも嬉しかったことがあります

それは、柏田先生の企画で二回目の佳作になった時。

柏田先生が添削時のコメントで「10年前に一度佳作になっていますね。書き続けていたことを嬉しく思います」といった内容が書かれていたこと。

公にしている趣味ではなかったので、初めて人から文章だけで自分を認めてもらえたような気分になり幸せでした。

作家さんは、こういう幸せを味わえるのだな、と感じましたね。

会ったこともない人が、自分の存在を文字によって数年に渡って認識してくれる、というのは贅沢です。

だから、私は物書きになりたかったのでしょう。