ディズニーランドは他のテーマパークと何が違うのか?
春休みもそろそろ終わり、という平日にディズニーランドへ行きました。
僕は特別ディズニー好きではありません。
何十分や何時間も行列に並んでアトラクションに乗りたくないと思っていたので、20年ほどディズニーランドに足を運んでいませんでした。
たぶん、今回も友人からチケットを貰わなかったら行かなかったと思います。
ただ、行ったらめちゃくちゃ楽しかったです。
ディズニーランドにかけてある魔法
ディズニーランドには魔法がかかっています。
ディズニーランドは入った瞬間からずっと「ディズニーワールド」であり続けて、隙というものがほとんど見当たりません。
特に、ゴミに対する意識が非常に高い印象でした。
そこら辺にゴミを置き去りにされたり、ゴミを持ったままウロウロするストレスを感じさせないよう、パーク内のあらゆるところでゴミ除去の取り組みが行われていました。パレード前は2分に1人ぐらいのゴミ収集スタッフが回ってきたぐらいです。
建物もキレイで、あんな朝早くから夜遅くまでやっていて、いつ建物とか磨いているんだろうという感じです。
スタッフの感じも非常に良くて、不快感を得る機会がほとんどない。
加えてパーク内の一人ひとりが、ディズニーランドにいるという自覚を持っているのか、客のほとんども印象が良いってのが不思議な現象でした。
稀に夢も希望もないような大人を見かけましたが、基本的にはいい人ばかりで、手を振ったら振り返してくれるような人ばっかりです。
客の意識が高い、ってのは顧客ロイヤリティがかなり高いことを示しているのではないでしょうか。
ディズニーランドおそるべし。
ちなみに、他の人はどういう考察しているのかと思って調べてみたら、下記のようなものがあって「なるほどなー」と思いました。
ゲストは日常と違う一般的な遊園地や他のテーマパークとディズニーランドの大きな違いは、入場ゲートをくぐった世界が構築されており、特に初めてきた人はここで一回目の感動をしてしまう。
入った瞬間、大きな差となって現れている。
ディズニーランドはメインエントランスですでにその世の、ディズニーランドをイメージした花壇が中央に配され、正面はワールドパザールの大きな建物、時聞によってはここにミッキーなどのキャラクターが多数出ており、気軽に写真をとることができるのだ。
早い話が、ここに入った瞬間にゲストは「夢」の世界に足を踏み入れ、現実世界の嫌なことなどを忘れてしまうようにできている。
ワールドパザールの建物が、異様に大きく立派なのはゲストを感動させる演出なのだ。
唯一、気になったところ
僕が気になったのは、シンデレラや白雪姫など生身のキャラクター。
彼らは映画に出てくるキャラクターとは違います。
映画ではアニメですが、パーク内では「アニメを実写化した」存在です。
人が群がっているところを見かけたので違和感ない人の方が多いのかもしれないんですが、僕にはコスプレにしか思えませんでした。
ディズニーランド公式のコスプレですから、そんじょそこらのコスプレとはレベルが違いますけど、この一点だけはずっと違和感ありました。
一番気になったのは、子供のはずなのに大人にしか見えないピーターパンでしょうか。
アトラクションのレベルは普通
ディズニーランドのアトラクションは、ものすごくレベルが高いというものではありません。
ジェットコースター系であれば国内なら富士急ハイランドなどが飛びぬけている印象ですし、ディズニーランドのレベルはそれに遠く及ばないでしょう。
ビッグサンダー・マウンテンなんか1987年にオープンしたアトラクションで、30年選手ですから、最近作られているジェットコースターと比べたらだいぶレベルが落ちるのではないでしょうか。
しかし、ディズニーランドの魅力はアトラクションではありません。
先に述べたようにパーク全体に魔法がかかっているので、アトラクションが他と比べてどうこうというのは、さほど問題にはならないわけです。
おすすめの楽しみ方
今回行ってみて感じたのは、ディズニーランドはゆっくり楽しむのが良いということ。
アトラクションを楽しむのも良いですが、アトラクションだけを目的に行くのであれば、ディズニーランドでなくても構わないでしょう。
それよりも、ディズニーランド特有の雰囲気を楽しむのがおすすめです。
年間パスを買っている人はすごいなと思っていましたけど、ディズニーランドに関しては年間パス購入の理由がよく分かります。
ファストパスを数枚だけ取って、あとは基本的に並ばず過ごすとゆったり楽しめるのではないでしょうか。