なぜ続編は面白くないのか、理由はとてもシンプル
この土日でシリーズの映画を2つ見ました。
1つはバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ、もう1つはジュラシック・パークシリーズです。
どちらもスティーブン・スピルバーグが関わっているシリーズですね。
どちらも3まで見たので、最新作であるジュラシック・ワールドまでは見ていません。
この2つのシリーズを見ていて思ったのは、「続編は1と比べると面白くない」というものです。
バック・トゥ・ザ・フューチャーはシリーズ通してかなり評価が高いみたいですが、1と比べると落ちるなぁという印象でした。
ジュラシック・パークのシリーズは根本的に脚本やらキャラクターやらが微妙な印象です。
「続編 映画」と検索すると、予測変換に「続編 映画 失敗」と出てくるぐらいなので、続編が面白くないことは比較的多くの人が抱いている印象だと思います。
では、なぜ続編は面白くないのか。
答えはおそらくかなりシンプルなものです。
続編が面白くない、失敗してしまう理由
映画をヒットさせるのは並大抵のことではありません。
万全を期していたのに失敗した映画、というのも沢山あります。
だから、なぜ続編が面白くないのか、というのはおそらく正しくありません。
続編は普通で、一作目が異様に出来が良かっただけです。
ただ、続編がすべて面白くないわけではなく、中には続編の方が評価が高いような作品もあります。
続編の評価が高くなる理由は、更なる傑作ができた、ということでしょう。
評価軸がもう1つ生まれてしまう
続編として制作されると、どうしても1と比較されることになります。
単体で見れば面白かったのに1で良かった部分がなくなっていたりすると、1より悪くなってしまったなと感じるようになります。
これは作品としてのクオリティではなく、続編がかならず持つマイナス面です。
集客しやすい反面、評価は落ちやすいわけですね。
続編から見たらどうなるのか
基本的に続編から見るということは少ないですが、中には続編から入ってシリーズを見るようなこともあります。
僕はスター・ウォーズに関しては1(4作目)から見ているはずですし、シリーズ通して人気の作品などは金曜ロードショーなどで続編から見たものもあるのではないでしょうか。
世代的なものもあると思いますが、バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズや、天使にラブソングを(1&2)などは、続編から見ている可能性も大きい作品の気がします。
こういう場合には続編は正当な評価になりますし、その原点である第一作も正当な評価になるのではないでしょうか。