ややこしすぎる!23区の家賃助成制度
こんな部屋に住めたらいいな。
今後のことを考えると、今の家に住み続けることは難しい。
なので、今のうちから家を探しておいても損はない、と思いネットサーフィンしてみました。
家賃助成制度はさまざま&ややこしい
少しでも家賃を安くできないかと思い、探し始めたのですが想像以上に色んなことが複雑でした。
助成制度があるのはありがたいのですが、まず種類が豊富。
例えば東京都が管理している住宅には、以下の2つがあります。
- 都営住宅…所得の上限が他の制度よりも低いですが、その分家賃は安く済みそうです。
- 都民住宅…所得の上限は「都営住宅」よりも緩いですが、その分家賃補助は少なくなりそうです。以下のサイトで、どのうな物件があるかや金額かを見ることができます。「特定優良賃貸住宅(略して、特優賃)」とも言われています。
ただ東京のあらゆるところが、都の制度でカバーできているわけではありません。
現に、私たちが希望する沿線上に都民住宅はありませんでした。
23区の家賃助成制度
ぱっと調べたところ、都民住宅がない地域でも区営住宅や区民住宅なら住宅があるケースも。
でも区によって「区営住宅」と「区民住宅」の定義に違いがあるため、23区全ての助成制度を把握しようとするととても面倒くさいです。
基本的に世帯向けや高齢者の単身向けのものが多い印象です。
対象のなかで所得金額により「区営住宅」と「区民住宅」に分けていたりします。
ある一定基準の所得より低ければ「区営住宅」、それよりも高ければ「区民住宅」という具合です。
その他の家賃助成制度
テレビのCMなどで目にする「UR賃貸住宅」もありますが、民間企業が紹介する賃料より気持ち少ないかな、程度だったりします。
さらに新婚(だいたい入籍から3年以内)だと対象となる制度もあります。
例えば…
平成28年3月までの制度ですが、基準を満たせば家賃を3万ほど引いてくれるそうです。
他には、ファミリー世帯向けが多いです。
- 新宿区の子育てファミリー世帯に向けた「転入転居助成制度」
転入助成制度では、家賃補助はないのですが契約時の礼金、仲介手数料の合計額や引越し費用などを支給してくれます。
ただ、現状では平成28年度の募集を待たないとなんとも言えませんが。
・千代田区の「次世代育成住宅助成」
わりと世帯所得が高く設定されているのが特徴です。区外から区内、区内での転居などに対応しています。
最長8年と長いのですが、1年ごとに助成額が減少する方式だとか。
このような都も区の家賃助成制度がある住宅は、期間中の応募、審査や面接を受ける、人気の場合などは抽選が行われるなど、希望すればすぐに住めるわけでもなさそうです。
最終的に
家賃だけでは判断できないこともありますね。
治安や便利さ、スーパーの有無、職場からの距離。
そういうのを換算すると、本当に家賃助成制度を受けた方が得なのかは難しい気がします。
でも、知らないと利用できない制度でもあるので、引越しを考えた時のメリットの一つくらいに考えておくのが良いのかなぁ、と感じました。