ディズニー好きも、ディズニー好きじゃなくても楽しめる「シリー・シンフォニー」
嫁はまだ子供がいません。
けれど、小さい頃に見て印象に残っているアニメーションは「自分に子供ができたら見せたいなぁ」と感じます。
そういうのって、今見ても楽しめるんですよね♪
先日、小さい頃によく見ていたディズニーのシリー・シンフォニーの動画をYouTubeで見つけ、時間が経つのも忘れて見入ってしまいました。
wikipediaによると、75もの短編アニメがあるそうです!
どれも10分ないくらいなので、気軽に見れますよ!
アンデルセン童話で有名な「みにくいあひるの子」
ディズニー 『みにくいあひるの子』 (1939・昭和14年) Disney - The Ugly Duckling
シリー・シンフォニーのなかでも、最後となる1939年に作られたのが「みにくいあひるの子」です。
セリフがないのにストーリーが無理なく追えるので、小さなお子さんでも楽しめるアニメーションになっています。
昔は見ていても「ツライ」とは思わなかったのですが、この歳になったらアヒルの親子の仕打ちに「ひどい!」と思いました。
歳のせいでしょうか。
でも、最後の得意げな顔は本当に可愛らしさ満載です♪
イソップ寓話にも登場する「うさぎとかめ」
ディズニー 『うさぎとかめ』 (1934・昭和9年) Disney - The Hare and the Tortoise
「みにくいあひるの子」よりも5年ほど前に作られたのが、「うさぎとかめ」です。
このアニメの特徴は、キャラ設定にある気がします。
傲慢さが際立つうさぎでも、どこか憎めないところがあったり(可愛いうさぎの前で良いカッコしようとしたり)。
でも、笑い方はちょっと鼻につくようになっていたりして、嫌われ役を見事に果たしています。
その点かめはどんなにけなされても、ひたむきに前に進み続ける姿勢が共感を呼びます。
自分の道を進む強さが大切だと教えてくれます♪
ストーリーらしいストーリーがない 「風車小屋のシンフォニー」
ディズニー 『風車小屋のシンフォニー』 (1937・昭和12年) Disney - The Old Mill 1937
この作品はある風車小屋の嵐の夜を、音楽と共に描いたアニメーションになっています。
これもセリフがないので、小さなお子さんでも楽しめるようになっています♪
コウモリ、ハト、フクロウ、小鳥、カエルなどさまざまな動植物がでてきて、嵐の夜を乗り切ります。
小さな頃は、小鳥がどうなるかドキドキしながら見た記憶がありますね。
嵐の恐怖を描きつつもちゃんと心温まる愛情が描かれているので、最後に幸せな気持ちになれます☆
嫁的には、ハトのカップルの度胸が凄いと思いました。
イソップ寓話の「田舎のネズミと町のネズミ」をモチーフにした「 田舎のねずみ」
ディズニー 『田舎のねずみ』 (1936・昭和11年) Disney - The Country Cousin 1936
小さい頃、嫁の兄弟姉妹で人気あったのがこの作品でした!
2匹のねずみのコミカルな動きや、シャンパンを飲んで酔っ払った時の姿などを見てはケラケラ笑っていたような気がします。
どこまでちゃんとストーリーを理解していたかは不明ですが、そういうものだと理解して子供なりに楽しんでいたのでしょう。
どの世界でも酔っ払いは手に負えないようです。
そうそうに逃げ出した町のねずみの気持ちは今なら分かる気がします♪
まとめ
シリー・シンフォニーは、随所に現れるユーモア感が心を和ませてくれますよ♪
「うさぎとかめ」では、かめが障害物を避ける姿。
「風車小屋のシンフォニー」では、フクロウが水に濡れた姿。
「田舎のねずみ」では、ゼリーに映ったねずみが違う行動をとる姿。
現実ではありえない様子を可愛らしく楽しく、そして品良く見せてくれる点が大好きです!
80年近く前に作られたとは思えないクオリティと表現の斬新さ。
まだまだお気に入りはたくさんあります。
ぜひ一度、この魅力に触れてみてください☆